NISAも盛りあがってきましたが、2020年の東京オリンピックの開催が決定しそちらも盛り上がっていますね。今回はNISAに関連して、オリンピックの開催決定と投資信託の影響とは一体どんなものなのか?
東京オリンピック決定で景気は良くなる!?
オリンピックが開催されることは、私は一人の日本人として喜ばしいと感じるとともに景気の回復を予想してしまいます。
例えば、建設などの業界では受注の拡大、雇用機会の増大などで景気が良くなる可能性は十分にあるのではないでしょか。
オリンピックと景気や投資の関係
オリンピックを見据え
昭和30年代の東京オリンピックの好景気、北京オリンピック開催前の中国株の急騰などを意識的、無意識的に覚えているためと分析されています(なお、中国株は、オリンピック終了後は3分の1程度に下がりました)。
このような過去の傾向から考えれば、経験的な判断として、東京オリンピックを見据えた投資信託商品を購入することも1つの投資方法ということも可能と言えるかもしれません。
オリンピック関連の投資信託商品
NISAの導入により、100万円までの投資から生じた利益は非課税となりますので、NISAと組み合わせて東京オリンピック関連の投資信託商品を購入すれば、望外の利益が生じる可能性もあり得ます。
なお、NISA用の口座は、2013年の10月から作ることができるようになりました。
なぜオリンピック効果があるのか
過去の経験からオリンピックが行われると、景気や投資の状況は良くなるようです。しかし、経験からというだけでは、理屈がありません。
理屈がないのに経験だけで行動することは予測が立たず、危険性があります。
ではなぜ、オリンピックが開催されることで景気や投資の状況が良くなるのでしょうか。
ヒューリスティック理論
ひとつの考え方として、行動経済学におけるヒューリスティック理論という考え方があります。
このヒューリスティック理論とは、「人は、判断ができないものごとに対しては直感的に分かるものを選ぶ」という理論です。
つまり、8年も先のオリンピックの時点での景気や投資の状況など誰にもわかりません。
しかし、なんとなくオリンピックという大イベントが開催されることで景気や投資の状況が良くなるのではないかという直感は、多くの人が働くのではないかと思われます。
そして、その直感は、実際に投資をするという行動を促し、北京オリンピックの際における中国株の高騰に結びついたと考えることができます。
このように考え、説明するのがヒューリスティック理論です。
今回のまとめ
このように考えると2020年の東京オリンピックの開催で景気や投資の状況が良くなるということは、多くの人がなんとなく、直感的に思うことではないかと思われますので、今のうちにNISA用の口座を作り、NISAによる非課税のメリットを享受しながら高い利益を得ることも可能と見越すことも出来るかもしれません。
だが、しかし絶対景気が良くなるとは断言できないので、そこら辺は一応、頭に入れておいてほしい。
【第2回】NISAで上手に活用する3つの方法とは?~投信の場合~には、投資信託を分かりやすく、上手に活用するための方法が紹介されています。
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