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【第2回】30代から始める賢いNISAでの運用法とは?

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今回は、最近テレビや新聞で見聞きすることの多い、NISAの30代での活用方法について、ご紹介します。

30代では、NISAを利用し、住宅資金や教育資金の一部として運用を行ないましょう。貯金と併用しながら資産形成を行なうことが、大切です。

NISAの口座開設を機として、投資を始める投資ビギナーであれば、バランス型の投資信託がお勧めです。

住宅資金や教育資金用にNISA口座を活用する方法とは

貯蓄をする

NISAは、1人年間100万円までの投資に対する売却益や配当、分配金が5年間非課税になります。

上場株式と公募株式投資信託が対象となります。30代は、多くの人が家庭を持ち、住宅資金や教育資金などの貯蓄が必要とされる年代です。

住宅資金や教育資金用として、NISA口座を活用していきましょう。

NISA口座を利用するメリットとは

いつでも解約できる

1人1年間で100万円というNISAの非課税枠は、住宅資金や教育資金の貯蓄用としては、少なく感じるかもしれません。

しかし、貯金と併用することで、十分活用することのできる金額です。NISA口座には、いつでも解約できるというメリットがあります。

特に住宅資金は、30代において住宅を購入することも多いため、5年間という期間の途中で必要となることもあります。

投資信託は、元本保証のある金融商品ではありませんが、低金利の定期預金と比べて、利回りは有利な場合が多くあります。

NISA口座で投資信託を購入することで、分配金に対する税金が非課税となりますので、さらに、定期預金と比べて優位性が高まります。

投資積立で、年100万円の枠をフル活用しよう

毎月定額購入

投資資金の元本がなければ、投資積立を利用し、NISAの1年100万円の枠をフル活用しよう。

NISAの非課税限度枠は、夫婦合わせて考えれば、200万円まで利用が可能です。共働きである場合には特に、200万円の枠に近い金額での利用を目指しましょう。

投資積立は、まとまった投資資金がない場合に、活用できるだけではありません。

基準価額によって購入できる口数が異なりますので、毎月定額購入することで、購入口数が月によって変わり、分散投資効果が高まり、リスクを軽減することができる。

投資ビギナーは、バランス型の投資信託で手堅く

個別銘柄でのデメリット

NISA口座では、株式の個別銘柄や多くの種類の投資信託を購入することができる。

個別銘柄での株式の購入は、1銘柄の相場が下がれば即資産が減少しますので、投資ビギナーにはあまりお勧めできない。

投資信託の中でも、NISA口座の開設を機会として、投資を始めるといった、30代の投資ビギナーであれば、バランス型の投資信託を購入しよう。

プロが行なう投資信託

バランス型の投資信託は、資産複合型とも言われるタイプであり、株式や債券、REIT、国内と海外といったように、複数の市場に分散させて投資する投資信託です。

商品によって、組み入れている債券や株式の種類は異なる。

バランス型の投資信託では、資産配分が変わってしまった場合には、元のバランスに売却や買い戻しによって調整するリバランスという作業を、プロが行なっている。

長期の運用に向いた商品

NISAでは、売却してしまった場合には、投資枠を再利用することができないため、長期の運用に向いた商品を購入することが理想的です。

バランス型投資信託は、リバランス不要ですので、持ち続けやすい金融商品です。

株式が入っていることで、債券のみの場合よりも、利回りは期待できますが、価格変動の幅は大きくなる。

まとめ

バランス型の投資信託には、手数料は高めというデメリットもあります。

バランス型の投資信託は、多くの金融機関で、投信積立としても購入することが可能です。

投資する元本がない場合にも、利用しやすい商品です。

投資に慣れてきて、自分なりの資産配分によって、投資信託を組み合わせてみたくなったら、オーダーメイド感覚で構築してみよう。

NISAと貯金の併用で、資産形成につなげる

貯金も行なって行く

投資に回す費用があまりない場合でも、貯金をせず、貯蓄全額を投資用として、NISA口座へ回すのは、お勧めできまない。

安定性のある投資信託であっても、元本保証はないので、あくまでも、貯金とNISAを併用して利用し、資産形成につなげていこう。

しかし、30代よりも先の40代は、教育資金や住宅費用を支払いながら、老後の資金の貯蓄が求められてくる年代です。

今回のまとめ

30代では、10年間、NISAの年100万円の枠は使い切った上で、貯金も行なって行くのが理想的です。

投資積立などを利用して、コツコツと資金を貯めていこう。

投資信託を上手に活用する為の5つのポイントが詳細に紹介された、NISAで上手に活用する3つの方法とは?~投信の場合~では、

これから投資信託を始める方から、中級者まで為になることが紹介している。

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